パノラマ印刷

PANORAMA

ダイナミックな仕上がり

海老名工場では、4ページを横につないだワイドな紙面を印刷できる「パノラマ印刷」が可能です。1日35万部印刷の実績があります。

パノラマ印刷は、通常の新聞紙面の大きさ4ページ(または3ページ)を横につなげて、1ページとして印刷します。広々とした眺望の風景やパノラマ的な写真、幅広いテーマを一堂に集め、一覧して見せる印刷が可能です。縦に使えば、等身大のポスター的な印刷ができます。広告媒体としてもインパクトのある印刷になります。

新聞用紙はもともと4ページ幅ですが、新聞紙面の印刷データを焼き付けたアルミ版を巻き付ける版胴は2ページ幅で、間に隙間があります。2ページ幅の版胴の隙間をなくす操作をするためには、通常の輪転機にはない特別な機能を追加して、輪転機を製作しなければなりません。このため、パノラマ印刷ができる輪転機がある新聞印刷工場は全国でも数工場しかありません。

パノラマ印刷とは?

パノラマ印刷の種類
8ページ:観音開き(M折り)、蛇腹折り(W折り)
6ページ:三つ折り(G折り)、蛇腹折り(N折り)

パノラマ印刷は、4ページ幅の用紙を①左右から1ページ分ずつ折って2ページにして②さらに真ん中で折って1ページ幅にして③最後に縦に折って半ページサイズにします。「折り」の回数も通常の新聞より1回多く、印刷スピードは上がりません。それでも、海老名工場では、1日最大35万部の「パノラマ印刷」の実績があります。

紙面の大きさは4連版で1626mm×546mm(描画サイズは1597mm×519mm)、3連版は1219mm×546mm(描画サイズは1193mm×519mm)となります。(使用する紙質・巻取により異なります)